【子育て】完母で育ててみた正直な感想

子育て

こんにちは。りーちゃんです。

あっという間に娘は生後7か月を過ぎました。

ついこの前産んだばかりなのに、もう7か月なの!?と時間の早さに驚きます。

離乳食は「離乳食中期」になり、2回食が始まりました。

娘は離乳食をよく食べるほうなので、一日の母乳量も離乳食が始まる前よりかなり減っています。

今回は、約7カ月間完母で育ててみた正直な感想を書きたいと思います。

なぜ母乳を選んだのか

母乳育児を選んだ理由、母乳育児への道のりは、下記記事で詳細に書いています。

苦労して母乳が出るようになりましたが、実際に母乳育児をしてみたメリット・デメリット個人の感想として書いてみたいと思います。

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母乳育児のメリット

母乳育児のメリットは大きく下記7つです。

瘦せやすい

「母乳育児をすると痩せやすい」とよく聞きます。

授乳期において、ママの身体は普段より追加で1日に600~700kcalほど消費するといわれています。

600kcalといえば約1食分に相当しますから、かなりのカロリー消費量です。

食べる量を増やさなければ、必然的に消費カロリーが多いので痩せていくということになります。

私も産後自然とするする体重は落ちていき、産後一か月でほぼ妊娠前の体重に戻りました。

(つわりがひどかったので元々あまり増えていなかったことも大きな原因です。)

また、おっぱいを吸わせることにより、子宮の収縮もよくなり、お腹も凹みやすいらしいです。

産後、特にエクササイズ等していませんでしたが、産後4か月すぎたころにはお腹のたるみはほぼ妊娠前に戻りました。

ミルクを作る必要がない、荷物が少ない

ミルク育児の場合、粉ミルクを作る必要がありますが、母乳はおっぱいを差し出すだけなので、調合や哺乳瓶を洗う作業がありません。

哺乳瓶は生後数か月の間は洗剤で洗うだけではなく、煮沸などで消毒しなければいけないため、結構手間がかかります。

お湯も70度以上で調合と決まっているのでちょうどよい温度にするのが慣れるまでは大変でした。

また、外出の際に哺乳瓶、粉ミルク、お湯を持ち歩く必要がないので、外出時の荷物は少ないと思います。

粉ミルク代がかからない

子どもを産むまで知らなかったのですが、粉ミルクって意外に高いのです。

新生児期を過ぎ飲む量が増えてくればなおさら。粉ミルク代は一か月10000円以上はかかると試算されています。

母乳だともちろん粉ミルク代はかからないので経済的とされています。

ぐずったときや寝かしつけが楽

赤ちゃんがおっぱいを吸うと安心するみたいです。いわば精神安定剤のようなもの。

赤ちゃんが騒いだときやぐずったとき、おっぱいをあげれば静かになります。

寝かしつけも添い乳しながら入眠させるので、寝かしつけはとても楽。

夫から言わせると、「おっぱいしか勝たん」状態です。

赤ちゃんが風邪をひきづらい

生後半年までは、母乳からお母さんの免疫をもらっているため、ミルクで育つ赤ちゃんより風邪などの感染症に感染しづらいと言われています。

実際わが子もまだ風邪をひいたことはありません。(たまたまかもしれないですが)

生理の再開が遅い

これは人によってメリットデメリット両方になると思いますが、母乳だとホルモン分泌の関係により、生理の再開が遅くなると言われています。

実際、私も生後7か月過ぎまで生理は再開しませんでした。

生理が来ないのは楽なのでメリットに書きましたが、年子や早めに子供が欲しい方は、生理が来ないと妊活ができないので、デメリットにもなると思います。

その他

乳がんや子宮がんのリスクが低下

お医者さんではないので確実にそう!とは言い切れませんが、乳がんや子宮がんになるリスクが低くなるという研究結果が出ているようです。

気になる方は、調べてみてください。

母乳育児のデメリット

デメリットは大きく下記8つです。

軌道に乗るまでがかなり大変

個人差もありますが、母乳育児を軌道にのせるまでには、根気よくおっぱいを吸わせ続けることが必要になります。

新生児期は、母乳を軌道にのせるため、一日最大15回授乳していました。

一日ずっと授乳している感覚です。産後ボロボロの身体でずっと授乳をしているのはかなり大変です。

産後、里帰りしていたので炊事家事はほぼ実母にやってもらっていました。だからこそ母乳育児をしよう、と思えたと思います。

なお、人によってはどんなに吸わせても母乳が出ない方もいますし、無理してストレスの多い母乳を選ぶ必要はないと思いました。

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乳腺炎になる可能性がある

乳腺炎とは、母乳の出る乳腺が詰まって高熱が出る病気です。

乳腺炎とは乳腺に炎症が起こり、乳房の一部に圧痛、熱感、腫れなどの病変がみられる病気です。乳房の症状以外にも、38.5℃以上の発熱や悪寒、インフルエンザ様の体の痛みなどの全身症状がみられることもあります。

乳腺炎は授乳中の女性であれば誰にでも起こる症状です。発生頻度には幅があり、約2~33%程度といわれています。産後6週間以内に起こることが多く、特に産後2~3週間にもっとも起こりやすいといわれていますが、授乳中のどの期間にもみられることがあります。

引用元:乳腺炎について | メディカルノート (medicalnote.jp)

40度近くの高熱が出る場合もあるらしく、なってしまうととても大変のようです。

重症だと詰まった部分が膿んでしまうので、切開して膿を出すひともいるとか。。。

実は私も産後3か月ころに左胸の乳腺が一か所つまり、乳腺炎になりかけました。

左のおっぱいの詰まっている部分がかちこちになり、赤く腫れてとても痛かったです。

乳腺外科へ行きレントゲンをとったところ膿はなかったので、葛根湯などの内服薬を処方してもらい、おっぱいマッサージをしてもらいましたが治らず、、

なお自分で必死にマッサージしたら、左手が腱鞘炎になりました(泣)

途方にくれていましたが、おっぱいを飲ませる体制を変えてみたところ、すっとつまりが解消され、乳腺炎は治りました。赤ちゃんの吸う力の強さを体感しました。

少し詰まっただけでも結構痛いし辛いので、悪化する前につまりが解消できて本当によかったと思います。。

早めに対処が大事だと思うので、詰まったと思ったらすぐに桶谷式のような母乳外来か、病院へいってみてください。

夜勤がワンオペになる

ミルクの人はパパでも夜勤を担当できるので、ママと交互だったり、パパだけでも担当できます。

しかし、パパは残念ながらお乳は出せないので基本ママのワンオペになります。

夜中に赤ちゃんが泣いたとき、パパは気づかずぐーすか眠っていますが、ママはおむつ替えをして授乳をしなければいけません。

ただし、授乳でママは幸せホルモンがでているので、赤ちゃんの吸うお顔は可愛くてたまりません。

私の場合、深夜授乳の辛さ<赤子の可愛さ でした。

(ただし新生児期は真冬だったため、寒い中での孤独な夜勤はかなり辛かったです。)

なお、我が家はパパは夜勤がない分、ほかの家事を積極的にしてもらっていましたし、ママが朝遅くまで寝ていても文句を言われることはありませんでした。

食費がかかる

メリットの部分に、粉ミルク代がかからないと記載しましたが、私の場合、多分母乳育児に係る食費の方がかかっています。

母乳が軌道に乗り始めて母乳が出るようになると、本当にお腹が空きます

授乳を終える度に全身が干からびたような感覚になります。

のども乾きますし、私の場合、とにかく甘いものを欲しました

授乳のたびに甘いものを食べたくなり、実際バクバク食べていました。。

それでも太らないのでそれだけ授乳でカロリー消費していたのだと思います。

毎日カフェでケーキセットを注文し、コンビニスイーツを食べ、たまにアフタヌーンティーへ行く。

途中で粉ミルク代より断然コストがかかっていると気づきました(笑)

完母で育てていた私の友人は、毎晩お米を一合食べていたらしいので、人によって白米などの食事系を欲するひともいると思います。

私の場合、お米やおかずよりも甘いものを欲するようになっていました。

離乳食中期が始まり、母乳量が減るのと比例して、甘いもの欲も落ちていきました。

人に預けにくい

完母で育てているひとは、哺乳瓶を使わないので、哺乳瓶で飲ませようとすると飲まない赤ちゃんが多いそうです。

ミルクを飲めないと長時間、人には預けられないですよね。

わが子も、生後半年までは一日一回くらい哺乳瓶でミルクを少し飲ませていたので哺乳瓶でも飲めていたのですが、哺乳瓶を3週間くらい使わなかったら、哺乳瓶を拒否するようになってしまいました。

一時保育や保育園、家族に預けた際にミルクを飲んでくれないのは困るので、哺乳瓶で飲めるよう訓練して克服する赤ちゃんも多いみたいです。

早めに保育園に入園させたいと考えているママは、最初からミルク育児の方が楽だと思います。

鉄分不足になりやすい

完母で育てていると、離乳食が始まる時期頃から、ミルクで育つ子より鉄分不足になりやすいようです。(それまでは体内に蓄積していた鉄分で補っているらしいです)

食事で簡単に鉄分を補えるよう、鶏レバーの粉末を買ってみました。

おかゆに粉末を少々かけて食べさせるだけなので、とても簡単です。

離乳食は手作りしていますが、さすがに鶏レバーの離乳食を手作りする根気はありませんでした(笑)

断乳が大変

これはまだ未経験なので何とも言えないですが、よく断乳が大変と聞きます。

また、いつまで母乳を飲ませるかは個人差が大きいようで、いつまで飲ませるべきなのかも悩みますよね。

断乳の際に乳腺炎になるリスクもあるようなので、注意が必要だと思います。

乳首のトラブル

これは番外編のようなものですが、乳首のトラブルが多いです。

新生児期に吸わせた際に乳首が痛くなったり、皮がむけてしまったり。

私の場合、子供の歯が生え始めたころに、一時期授乳の際乳首を噛むようになってしまい、なんと乳首が切れました。。

噛まれたときは、もう授乳させてくない、、と思うほど、めちゃくちゃ痛かったです。

ママは乳首噛まれたり、おまたを切ったり、いろいろ大変だなあと思いました。

乳首の保護にめちゃくちゃ役に立ったピュアレーン。一本持っておくと安心です。

赤ちゃんの口に入っても安心な成分です。

まとめ

以上、生後7か月間完母で育ててみた正直な感想でした。

私の場合、母乳育児は軌道に乗るまでがとても大変で、ようやく軌道に乗ったと思ったら、カロリー消費が激しく甘いもの食べたい欲が想像以上に大変でした。

ただ、授乳をしている際の赤ちゃんは本当にかわいく、母乳育児の醍醐味だなあ、とも思います。

また、授乳をしている期間は意外と短いので、いい人生経験になったと思います。

ただし私自身母乳信仰のようなものは全くないので、各々のライフスタイルに合わせて母乳かミルクか合う方を選択すればいいと思いました。

この記事が、母乳かミルクかで迷っている方にとって、少しでも参考になると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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